うつ病の東洋医学の考え/三軒茶屋エリアの鍼灸院といえば三茶はりきゅう院

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うつ病の東洋医学の考え

現代医学で難しいうつ病は東洋医学では診ることができます。それは独自の考え方にあります。気血津液や臓腑によって体内は生理活動を営んでいます。 この気血津液や臓腑に不調が現れると気分の落ち込み、疲労感、倦怠感などの症状がでてきます。 身体を治すには身体が悪くなった原因から解決することが大切です。 東洋医学について書いてみましたので一度見てください。

東洋医学ならではの考え

東洋医学の中で気と一緒に大事にされているもので血があります。ここに津液を足して気血津液と書かれることが多いです。この気血津液は臓腑や器官など生理活動を営む上で欠かせない要素になります。
簡単に説明すると気はエネルギー源で血は巡るもので津液は水で潤す役割があります。
そのためどれかが機能低下を起こすと体調不良になり病に繋がります。人の身体にとって重要な要素になるので病になった際には気血津液が乱れていないか調べます。

東洋医学の中で気と一緒に大事にされているもので血があります。ここに津液を足して気血津液と書かれることが多いです。この気血津液は臓腑や器官など生理活動を営む上で欠かせない要素になります。
簡単に説明すると気はエネルギー源で血は巡るもので津液は水で潤す役割があります。
そのためどれかが機能低下を起こすと体調不良になり病に繋がります。人の身体にとって重要な要素になるので病になった際には気血津液が乱れていないか調べます。

気の働き

気には働き多いため名称が活動部位によって異なります。
原気
もともと持った気を言います。両親が受け継いだもので生命活動の原動力になります。
臓腑や器官に活力を与えてくれます。
宗気
心と肺に関係して拍動や呼吸といった活動に関係します。
営気
体内を巡るもので臓腑や手足などを栄養して活動を支えます。
衛気
外からの防衛に働きます。そのため体表近くで活動します。

血の働き

気とともに重要なもので、全身を潤し臓腑や四肢の働きを支えます。活動時は必要に応じて巡らせて就寝時には特定の臓器に戻るようになっています。戻ると聞くと西洋医学に慣れた考えでは意味が分からないと思いますが血が特定の臓器に戻るのは東洋医学ならではの独特の考えになります。
血の不足や血の滞りは病の原因になります。
気が弱くなり血の巡りが悪くなる、血が少なくなると臓腑の働きが弱くなる、臓腑が弱いと気の生成が悪くなるといったようにぐるぐると全ての要素が関連しています。

津液

体内にある水の総称になります。飲食物から水が分離されて作り出されます。体温調整や、体表を潤す、目や鼻などの粘膜に粘り気や潤す働きがあります。
津液は飲食物から得られて全身へと広げて管理されるので脾胃、肺、腎と関係が深いです。
この三つの臓器が主に津液を作ってコントロールしています。

うつ病と気血津液

体内に欠かせない要素の気血津液が不足になると病にかかります。エネルギー不足で生理活動が弱まることや臓腑がエネルギー不足で機能低下を起こすためです。
生まれ持ったエネルギーと飲食物や外気から得られるエネルギーを体内で必要なエネルギーに変えるには臓腑の働きが必要になります。また臓腑もエネルギーを貰わなければ活動できません。
身体の生理活動を行うには気血津液の生成と働きが必要になります。

うつ病などの気分障害も気血津液の異常が関係します。症状に疲労感、倦怠感、不眠、気分の落ち込み、意欲低下などがありますがこれらも気血津液や臓腑の働きを診て原因を探します。
気が足らないのか、血が足らないのかと症状によって結論が異なります。西洋医学でうつ病とひとくくりにしても東洋医学では症状で治療方法が変わります。
これが西洋医学と東洋医学の大きな違いの一つだと思います。

鍼灸治療

上記の考えの基、身体が特に反応する点(経穴)を使ってバランスを整えるのが鍼灸治療になります。
鍼灸治療は文字通り鍼とお灸を使います。鍼も灸も種類が豊富で症状に合わせて使い分けます。例えば鍼では刺さない鍼もありますし、テープに小さな鍼がついている円皮鍼というのもあります。長さも太さも幅広いです。
また同じ鍼やお灸でも刺激量によっては意味が正反対になる場合もあります。基本的に心地良い刺激が補う方法で強い刺激が瀉法といって弱めるやり方になります。
バランスを整えるために足すのと減らすのがあるというイメージです。

まとめ

東洋医学の考えで気血津液が体内を巡る重要な要素で不足や滞りなどによって不調が現れます。不調にはうつ症状の気分の落ち込みや疲労感、倦怠感などがあります。

気血津液は臓腑によって生成、貯蔵、運化など生理活動を営むようになります。また臓腑も気の働きよって機能します。
気血津液は生まれ持ったものと飲食物や外気などから臓腑の働きによって得られます。不調は気血津液や臓腑の働きを調べます。

治療ではうつ病といっても東洋医学では見方が違います。それぞれの体質から症状を見極めて治療方針をたてます。そのため一言にうつ病といっても同じ治療法にはなりません。
その方その方の体質や症状に合わせた治療を行うことで治療効果が見込めます。

うつ症状で悩まれている方は一度三軒茶屋α鍼灸院へご相談ください。

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