うつ病を鍼灸で治療する
東洋医学の成り立ち
昔の人は自然から学ぶように生活を営んできました。日が昇って日が沈んで春夏秋冬のように四季が訪れて一年が過ぎるように自然の働きから生活を変えてきたため自然から身体の関係性を考えて治療に役立てました。
四季の働きを四気と考えて、気の働きが生活に影響してくるとみました。さらに人は気の集まりによって出来ていると考えて、気が散ってしまうと病気になって死に繋がると生命観を確立させました。
このように人と自然の関係性から医学の根本を考えているので治療方法も病院と異なります。身体が持つ自然に適応とする能力を治療に使います。外からの刺激で反応する身体の仕組みを効率よく行うのが鍼灸治療です。
病院のように化学物質や外科の手術みたいなことは出来ませんが、変わりに自然からのエネルギーを最大限に活用するように治療法が作られています。
現代社会のように心の病気が多くなってきたときこそ身体の本来の力を使って治療する東洋医学が役立つのではと思います。
心の病気
精神疾患は年々増加傾向で平成になってからは平成初期に比べて数倍に変わっています。大きな原因はストレスと生活習慣の変化になります。
物事が利便化して効率を求めるあまり目まぐるしい変化に身体が対応しきれないことが時代によって多くなった背景だと思えます。
スマホやネットが当たり前になると外の時間はさほど関係無くなってきます。深夜でも早朝でも休まることなく人の繋がりを求めることができます。
より多くの人とかかわることで多様性が求められてバランス感が大きなストレスになると思われます。
年々増加する疾患の中でもうつ病が多いです。うつ病は未だ原因解明されていませんがストレスは大きく関わっていると考えられています。
東洋医学のストレス
西洋医学の言葉なので東洋医学には当然ストレスという単語は無いのですが、考え過ぎることや忙しいこと、気分の落ち込みが続くと病気の原因としてストレスと同じ捉え方をしています。
何事もバランスが大切なので偏った生活をしていると病にかかると考えています。
考え込み気分の落ち込みが続くと肝がやられます。これは東洋医学で大事とされている臓器で全身の巡りや血に関係します。
また血の不足により心がやられると不眠や健忘といった症状が現れます。心は臓器の中で最も大切で記憶、思考、意識、判断などの精神活動も支配します。
その心が悪くなるとうつ病のような症状が現れます。
また血の不足には血を生成するための脾胃もうつ病に関係します。脾胃の症状に疲労感や倦怠感があります。これもうつ病のような症状です。
東洋医学では細かく損傷パターンが分かれていて、どのように損傷したかで弱まる臓器が変わります。
似たような症状もしっかりと判別することで原因となる場所が分かります。
東洋医学ではうつ病様症状でも細かく診てそれぞれに合わせた治療法があります。一言にうつ病だからと画一的な治療はしません。
これが西洋医学の捉え方と大きく違うのではと思います。
現代多いこころの病気に対応できる鍼灸治療
検査数値や画像などを基にしないため治療方針は直接身体を診ます。些細な変化も重要視するので脈や舌、顔色、肌など上げるとたくさんあります。
話を聞いて直接診て総合的に原因を見つけます。この病気は未だ解明されていません、検査にひっかからないので病気はありません、治療法がないですといった答えはありません。
基本的に体内バランスを整えるために行われるので病のようにどちらかに偏った状態は必ず身体にもサインが出ます。
また生活指導のように東洋医学ならではの養生法があります。この臓器にはこの食べ物、今の季節から次の季節に気を付けてほしいことなどと養生法も現代の医学とは多少違います。
西洋医学だけなく東洋医学も試しに受けてみたいという方がいらっしゃれば是非三軒茶屋α鍼灸院へお越しください。
三軒茶屋α鍼灸院
三軒茶屋駅より徒歩二分とアクセスが非常に良いです。
大きなスーパーセイユウの前にあるため分かりやすい場所にあります。
施術受付時間も夜9時までに入っていただければしっかりと対応させていただきます。
仕事終わりでも通いやすいよう土日祝日も診ております。
うつ病に理解がありますので急なご予約キャンセルでもキャンセル料はかかりません。朝から辛くて動けない、今日は家から出れないといった急な体調不良でも三軒茶屋α鍼灸院ではアドバイスや別の日にご案内いたします。
働き世代や家事、勉強など症状でお困りの方のために誠心誠意治療に入らさせて頂きますので
うつ病でお悩みの方は一度三軒茶屋α鍼灸院へご相談ください。