鼻の不調は肺を整えましょう/三軒茶屋エリアの鍼灸院といえば三茶はりきゅう院

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鼻の不調は肺を整えましょう

嗅覚異常、鼻炎、花粉症、蓄膿症と鼻にまつわる症状はたくさんあります。普段は何気なく使っている感覚器ですが、一度発症すると日常生活の質を低下させてしまいます。 鼻が悪くなる要因を東洋医学でまとめてみましたので、日々の生活に役に立てていただければ嬉しいです、。

現代の鼻の不調

鼻に起こる症状は鼻づまり、鼻炎、嗅覚異常、後鼻漏などたくさんあります。
鼻の症状によって食事が不味くなることや集中力低下と幅広く影響して日常生活の質を低下させます。
鼻の症状から頭痛、歯の痛み、目の奥の痛みなど二次的に疼痛を引き起こすこともあります。

国民病と言われる花粉症

花粉症は病名でアレルギー性鼻炎といいます。花粉のアレルギー反応で起こってしまう炎症症状です。
日本ではスギ花粉が一番多いとされています。春先の3~4月がピークになります。ヒノキも持っていると4~6月までがずっと症状が出続ける人もいます。
昔戦後焼け野原に植林をする国策でスギが大量に増えたのが原因とされています。一時的に増えたスギも20~30年は出続けるらしいのであと数十年は毎年花粉が大量に飛ぶことが予想されています。
鍼灸治療で治療可能ですかと聞かれますが、正直に改善は難しいと思います。気持ち楽になった程度なら可能化もしれませんが、症状改善までは実感できることは少ないと思います。

嗅覚障害

嗅覚がしないと食事が不味くなります。味覚と同じぐらい食事には大事な感覚で、バターやチーズなどが油の塊を食べているようで吐き気がする程不味くなるらしいです。
人間の感覚器は普段何気なく使っているだけで、機能が低下して初めて不便さを感じるものだと思います。
嗅覚異状は、なんらかしらの原因で鼻の機能が低下したと考えるので、鼻周りや関連する場所を刺激して血流を良くしていきます。
鼻の周りには関連する経穴(ツボ)があります。身体に反応する点が経穴なります。経穴を的確に刺激すると栄養ある血液が流れやすくなります。さらに経穴に刺鍼して電気を流すことで効果的に血流循環を整えていきます。
機能低下には栄養ある血液が行き届きやすくすることが第一目的で治療を行ないます。

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)

蓄膿症は抗生物質の進歩で昔よりも減ってきました。
症状として後鼻漏や臭いが辛いといった主症状と鼻周囲の痛みがでます。この痛みは、上の歯にも感じる人もいるため歯科から耳鼻科に回ってくる方も多いそうです。
また中耳炎や扁桃炎など耳や喉からの影響で発症することもあります。
鍼灸治療では、副鼻腔の排出が上手くいくように鼻周囲、顔、頸部周りを整えることを重点的に行います。
空気の通り道である鼻、喉、気管支、胸郭といった場所を全て整えることも大切です。
空気の流れが悪く冷却できないと熱が溜まってしまうので、呼吸に関連する症状の時には、通り道を整えると効果的なことがあります。

東洋医学の考え方

東洋医学では鼻は肺と関係します。東洋医学の肺は西洋医学の肺とは違い他の臓器や場所と関連して成り立っているので、肺の病症には、呼吸器以外にも起こります。
肺は呼吸によって外から体内で使うエネルギー(気)に変えて、体内でいらなくなったものを呼気で排出させます。
このエネルギーが生きていくには必要になります。肺機能のおかげで全身に気が上手く回るようになっています。
エネルギーを作ることや体内を巡らせるには腎と脾という臓器と協力します。そのため腎や脾も肺の影響を受けるため体調が乱れたときは、関係する臓器も一緒に診る必要があります。

肺と感情の関係

悲しいことや憂鬱な感情が続くと肺が弱まります。病は気からという言葉があるようにある感情が働きすぎると関連した臓器が弱まり、症状が現れるようになります。
肺に関係する悲と憂が過ぎると呼吸器の異常を起こしやすくなります。東洋医学にはこういった直接関係しないと思われるところからも病の原因として考えます。
感情は内因といって内から起こる原因で外から起こるからの影響を外因と言います。肺は外からの悪いものを受けやすいのも特徴です。
西洋医学にはない独自の観点があるから東洋医学が得意とする分野もあります。

肺は燥邪に弱いです

秋になると乾燥してきます。肺は潤いを好むため反対の乾燥すると痛めやすくなります。そのため秋に呼吸器の症状が現れた時は、燥邪を疑います。
季節の影響を受けて発症する場合は、日頃の生活習慣が悪いことになります。日頃から体調をしっかりと整えることで免疫もつき多少の変化にはバランスは崩れません。
四季に合った食物を摂取するようにして季節に合わせて春は活動的に、冬は汗をかかないようにするなど体調を管理を一年を通して考えると大きく崩れることがなくなります。
また体質もあるため身体の症状から自分の体質を知ることも対策ができます。
内因と外因から自分の体質まで考えて過ごすと健康でいられます。

まとめ

鼻の不調は東洋医学で肺が関係すると考えます。肺の機能を高めるようにすると鼻の不調が改善できます。
また自分の乱れるパターンや特徴を知ることで対策ができるので季節に合った自分なりの養生法をみにつけるといいです。
乱れてしまった時は鍼灸治療や漢方で治すのが身体の負担なく整えられますのでお勧めです。
鼻の不調でお困りの方は一度三軒茶屋α鍼灸院へお越しください。

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