シンスプリントとは?どんな症状なのか
シンスプリントとは、すねの内側(脛骨内側)に痛みが出るスポーツ障害で、正式には「脛骨過労性骨膜炎」と呼ばれます。
《主な症状》
・すねの内側に沿った広範囲の痛み
・運動開始時や運動後に痛みが強くなる
・押すとズーンと響くような痛み
・進行すると日常動作でも痛む
初期は運動後のみの痛みでも、無理を続けることで慢性化しやすいのが特徴です。
シンスプリントが起こる主な原因

シンスプリントは、脛骨に付着する筋肉への繰り返しの牽引ストレスによって起こります。
《主な原因》
・ランニングやジャンプ動作の繰り返し
・急激な運動量の増加
・偏平足や回内足
・ふくらはぎの筋緊張
・硬い地面でのトレーニング
特に、後脛骨筋やヒラメ筋などの筋肉が硬くなると、骨膜への負担が増え、痛みや炎症が起こりやすくなります。
シンスプリントに対する東洋医学と鍼灸の考え方

東洋医学では、シンスプリントを局所の炎症だけでなく、血流・筋肉・身体の巡りの滞りとして捉えます。特に関係が深いのが「肝・腎・血」の働きです。
肝は筋肉や腱の柔軟性、腎は下肢の支持力や回復力と関係すると考えられています。使いすぎや疲労が続くと、筋肉が硬くなり、回復が追いつかなくなります。
東洋医学的に見るシンスプリントは、負担が蓄積し、修復が追いついていない状態です。
鍼灸では、炎症を悪化させないよう配慮しながら、回復しやすい身体環境を整えます。
三茶はりきゅう院でのシンスプリントに対する鍼灸施術

三茶はりきゅう院では、シンスプリントを「すねだけの問題」とは考えていません。
初診では、痛みの出る範囲や運動内容、フォームや靴の状態、足首・ふくらはぎ・股関節の動きまで丁寧に確認します。
これにより、脛骨に負担をかけている根本要因を見極めます。
施術では、すね周囲だけでなく、
ふくらはぎ・足首・足底・股関節まで含めてアプローチします。
必要に応じて、下腿部の循環改善と筋緊張緩和を目的に鍼通電(パルス)を併用します。
刺激は最小限に抑え、炎症部位よ一人一人にあったよう施術を行います。
施術後に「すねの張りが軽くなった」「走った後の違和感が減った」と感じる方も多くいらっしゃいます。
症例紹介
【症例① 10代男性|部活動によるシンスプリント】
《患者背景と主訴》
部活動での走り込みが続き、すねの内側に痛みが出現。
《当院での施術》
下腿・足部の緊張緩和と循環改善を目的に鍼施術を実施。
《治療経過》
3回目以降、運動後の痛みが軽減。
10回目以降、部活後に気になることが無くなった
【症例② 20代女性|ランニングによるシンスプリント】
《患者背景と主訴》
運動習慣を始めてから、すねの内側に痛みが出るようになった。
《当院での施術》
ふくらはぎ・足首の柔軟性改善と全身調整を実施。
《治療経過》
施術後、走行時の違和感が軽減。
6回目以降、運動後の痛みもなくなり、運動量を増やせるようになった。
【症例③ 30代男性|硬い地面でのトレーニングによるシンスプリント】
《患者背景と主訴》
硬い路面での運動後から、すねの痛みが慢性化。
《当院での施術》
下肢全体のバランス調整を目的に鍼施術を実施。
《治療経過》
3回目以降、痛みの出る頻度が減少。
10回目以降、痛みが気になることが無くなった。
よくある質問
Q. シンスプリントは鍼灸で改善しますか?
A. 原因や状態によりますが、筋肉の緊張や血流が改善することで、痛みの軽減を感じる方は多くいらっしゃいます。
Q. 病院や整形外科の治療と併用できますか?
A. はい。診断や治療を受けながら、補助的ケアとして鍼灸を併用される方も多いです。
Q. 痛みがある状態でも施術できますか?
A. 状態を確認し、刺激を抑えた施術を行いますのでご相談ください。
三軒茶屋でシンスプリントにお悩みの方へ

シンスプリントは、我慢を続けることで疲労骨折などにつながることもある症状です。
三茶はりきゅう院では、痛みのある部位だけでなく、身体全体の使い方を見直しながら、再発しにくい状態づくりをサポートしています。
すねの内側の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
【執筆者紹介】
院長:山崎 智史(やまざき さとし)

【グループ院紹介】
東京α鍼灸院:中目黒駅
渋谷α鍼灸院:渋谷駅
三茶はりきゅう院:三軒茶屋駅
吉祥寺αはりきゅう院:吉祥寺駅
高田馬場はりきゅう院:高田馬場駅
