シェーグレン症候群とは?目にどんな症状が出るのか
シェーグレン症候群とは、自己免疫反応により涙腺や唾液腺が障害される疾患です。
《目に現れる主な症状》
・強いドライアイ
・目の痛み、異物感
・充血、かすみ目
・まぶしさ
・疲れやすさ、集中力低下
涙の分泌量そのものが低下するため、一般的なドライアイよりも症状が強く、慢性化しやすいのが特徴です。
シェーグレン症候群で目の症状が強く出る理由

シェーグレン症候群では、免疫の異常により涙腺が慢性的に炎症を起こし、涙を作る機能が低下します。
その結果
・目の表面が常に乾燥する
・角膜や結膜が刺激を受けやすくなる
・わずかな刺激でも痛みや違和感が出る
といった状態になります。
また、その様な状態に
・自律神経の乱れ
・首や後頭部の緊張
・慢性的な疲労やストレス
が重なることで、涙の分泌調整や血流がさらに低下し、目の症状が悪化しやすくなります。
シェーグレン症候群の目の症状に対する東洋医学と鍼灸の考え方

東洋医学では、シェーグレン症候群の目の症状を「潤いを生み出し、巡らせる力の低下」として捉えます。特に関係が深いのが「腎・肝・血・津液」の働きです。
腎は体の潤いと回復力を司り、慢性的な炎症や疲労が続くと、乾燥症状が強く出やすくなります。
肝は目の機能や血流、自律神経の安定と深く関係します。ストレスが続くと、目の違和感や痛みを強く感じやすくなります。
東洋医学的に見るシェーグレン症候群の目の症状は、炎症と乾燥が同時に存在する状態です。
鍼灸では、病気そのものを治すのではなく、身体のバランスを整え、症状を感じにくい状態を目指します。
三茶はりきゅう院でのシェーグレン症候群の目の症状に対する鍼灸施術

三茶はりきゅう院では、シェーグレン症候群を
必ず医療機関での治療を最優先とする疾患と考えています。そのうえで、目の乾燥や不快感、首肩・自律神経の緊張を和らげる補完的なケアとして鍼灸を行います。
初診では、目の症状の強さや時間帯、点眼治療の内容、首肩の緊張、睡眠やストレス状態まで丁寧に確認します。
施術では、後頭部・頸部・背部を中心に、自律神経と血流の安定を図ります。
また、目の周囲への刺激や、顎周りの筋肉への刺激など、一人一人にあった刺激量で慎重に行います。
施術後に「目の緊張が和らいだ」「乾きによるストレスが軽くなった」と感じる方もいらっしゃいます。
症例紹介
【症例① 50代女性|シェーグレン症候群による重度ドライアイ】
《患者背景と主訴》
シェーグレン症候群と診断され、強い目の乾燥と痛みが続いていた。
《当院での施術》
自律神経調整と全身循環改善を目的に鍼施術を実施。
《治療経過》
10回の施術により、目の不快感へのストレスが軽減。定期的なケアをする事で状態の悪化を防いでいきたい。
【症例② 40代女性|目の乾燥と眼精疲労】
《患者背景と主訴》
ドライアイが強く、夕方になると目を開けているのがつらい状態。
《当院での施術》
首肩・後頭部中心に緊張緩和と神経調整を実施。
《治療経過》
3回目以降、目の疲れを感じにくくなった。
6回目以降は目を開けていられない状態もほぼ感じなくなった。
【症例③ 60代女性|不安感を伴う目の症状】
《患者背景と主訴》
目の乾燥により、仕事の集中力低下が起こっている。加えて、不安感と睡眠の質低下があった。
《当院での施術》
全身調整と副交感神経優位を目的に鍼施術を実施。
《治療経過》
1回目の施術をした当日から睡眠の質が向上した。5回目以降は、目の乾燥感も軽減した。
よくある質問
Q. シェーグレン症候群の目の症状は鍼灸で治りますか?
A. 病気そのものは医療機関での治療が必要です。鍼灸は症状の緩和やストレス軽減を目的とした補助的ケアです。
Q. 眼科治療と併用しても大丈夫ですか?
A. はい。点眼治療や内科治療を継続しながら、併用される方も多いです。
Q. 炎症がある状態でも施術は可能ですか?
A. 状態を慎重に確認し、刺激を抑えた施術を行います。
三軒茶屋でシェーグレン症候群の目の症状にお悩みの方へ

シェーグレン症候群の目の症状は、身体的にも精神的にも大きな負担となります。
三茶はりきゅう院では、医療機関での治療を大切にしながら、少しでも楽に日常を過ごせるようサポートしています。
つらい目の症状でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
【執筆者紹介】
院長:山崎 智史(やまざき さとし)

【グループ院紹介】
東京α鍼灸院:中目黒駅
渋谷α鍼灸院:渋谷駅
三茶はりきゅう院:三軒茶屋駅
吉祥寺αはりきゅう院:吉祥寺駅
高田馬場はりきゅう院:高田馬場駅
