緑内障とは?
緑内障とは、視神経が徐々に障害され、視野が狭くなっていく疾患です。
《多くの場合の特徴》
・初期には自覚症状がほとんどない
・気づいたときには視野欠損が進んでいる
《進行すると出る症状》
・視野の一部が欠ける
・暗い場所で見えにくくなる
・見える範囲が徐々に狭くなる
一度失われた視野は元に戻らないため、早期発見と進行抑制が非常に重要とされています。
緑内障が起こる主な原因

緑内障の原因は一つではなく、
複数の要因が関与すると考えられています。
《代表的な要因》
・眼圧の上昇
・視神経への血流低下
・加齢
・遺伝的要因
・自律神経の乱れ
近年では、眼圧が正常範囲でも進行する正常眼圧緑内障が多いことが分かっており、視神経の血流や神経調整の影響も注目されています。
緑内障に対する東洋医学と鍼灸の考え方

東洋医学では、緑内障を
目だけの疾患ではなく、全身の巡りと神経バランスの乱れとして捉えます。特に関係が深いとされるのが「肝・腎・血」の働きです。
肝は目の機能や血流調整、精神的ストレスと深く関係します。ストレスや緊張が続くと、血の巡りが滞り、視神経周囲の循環にも影響を与えます。
腎は生命力や回復力に関係し、加齢や慢性疲労によってその働きが低下すると、視神経の耐久力が弱まりやすくなります。
東洋医学的に見る緑内障は、視神経を支える環境が弱くなっている状態と考えられます。
鍼灸では、進行を直接止めるものではなく、身体全体の状態を整え、回復力を支えることを目的とします。
三茶はりきゅう院での緑内障に対する鍼灸施術

三茶はりきゅう院では、緑内障を「眼科治療が最優先の疾患」と考えています。そのうえで、身体の緊張や血流、自律神経の乱れを整えることで、治療を支える身体環境づくりを目的に施術を行います。
初診では、診断状況や治療内容に加え、
首肩・後頭部の緊張、睡眠の質、ストレス状態まで丁寧に確認します。
施術では、後頭部・頸部・背部を中心に、全身の鍼灸を行い、自律神経の安定と全身循環の改善を重視します。
目の周囲への刺激は症状の状態により調整をし、安全性に十分配慮して行います。
施術後に「目の緊張が抜けた感じがする」「頭がすっきりする」と感じる方もいらっしゃいます。
症例紹介
【症例① 50代男性|正常眼圧緑内障と首こり】
《患者背景と主訴》
眼圧は正常だが、視野欠損が進行。首こりと頭重感が強い。
《当院での施術》
首肩・後頭部の緊張緩和と自律神経調整を目的に鍼施術を実施。
《治療経過》
継続施術により、頭重感が軽減した。視野欠損は悪化する事なく現状維持だが、日常の緑内障への不安感が少し和らいだ。
【症例② 60代女性|緑内障と慢性的なストレス】
《患者背景と主訴》
緑内障の診断後、強い不安と睡眠の質低下を自覚。
《当院での施術》
全身調整と副交感神経優位を目的に鍼施術を実施。
《治療経過》
5回の施術で睡眠の質が改善し、体の軽さを自覚することが増えた。また、精神的な安定感も出てきた。
【症例③ 40代女性|眼精疲労を伴う緑内障】
《患者背景と主訴》
デスクワークが多く、視野欠損があるため目の疲れと緊張感が強い。
《当院での施術》
頸部・背部中心に血流改善と神経調整を実施。
《治療経過》
施術後、目の疲れが溜まり過ぎることが減った。体の緊張感も減り、仕事後の負担が軽減。
よくある質問
Q. 緑内障は鍼灸で治りますか?
A. 緑内障そのものは眼科での治療が必要です。鍼灸は進行を直接止めるものではなく、身体環境を整える補助的ケアとして行います。
Q. 眼科治療と併用しても問題ありませんか?
A. はい。医療機関での治療を最優先にしながら、併用される方も多いです。
Q. 眼圧に影響はありますか?
A. 個人差がありますが、基本的には眼圧の上昇は避けるように行います。
リラックスや血流改善により身体の緊張が和らがる事で眼圧の上昇を防ぎます。
三軒茶屋で緑内障にお悩みの方へ

緑内障は、長期的に向き合う必要がある疾患だからこそ、身体と心のコンディションを保つことが重要です。
三茶はりきゅう院では、医療機関での治療を尊重しながら、安心して日常を過ごせる身体づくりをサポートしています。
不安や緊張が強い方は、ぜひ一度ご相談ください。
【執筆者紹介】
院長:山崎 智史(やまざき さとし

【グループ院紹介】
東京α鍼灸院:中目黒駅
渋谷α鍼灸院:渋谷駅
三茶はりきゅう院:三軒茶屋駅
吉祥寺αはりきゅう院:吉祥寺駅
高田馬場はりきゅう院:高田馬場駅
