強膜炎とは?
強膜炎とは、眼球の外側を覆う「強膜」に炎症が起こる疾患です。
《主な症状》
・目の奥に響くような強い痛み
・目を動かしたときの痛み
・白目の充血(深い赤色)
・涙が出る、まぶしさ
・頭痛やこめかみの痛みを伴う
結膜炎などと異なり、痛みが強く、持続しやすいのが特徴で、日常生活に大きな支障をきたすことも少なくありません。
強膜炎が起こる主な原因

強膜炎は、免疫反応や全身状態の影響を強く受ける疾患とされています。
《主な要因》
・自己免疫反応の関与
・慢性的な炎症体質
・強いストレスや疲労の蓄積
・自律神経の乱れ
・首や後頭部の緊張による循環低下
特に、ストレスや疲労が続くと、免疫バランスや炎症のコントロールが乱れ、症状が長引いたり、再燃しやすくなることがあります。
※強膜炎は必ず眼科での診断・治療が必要な疾患です。鍼灸は医療機関での治療を補完するケアとして行います。
強膜炎に対する東洋医学と鍼灸の考え方
東洋医学では、強膜炎を局所の炎症だけでなく、全身のバランスの乱れとして捉えます。
特に関係が深いとされるのが「肝・血・熱」の状態です。
肝は目の機能や血の巡り、精神的な緊張と深く関係します。ストレスや怒り、過労が続くと、体内に「熱」や滞りが生じ、炎症が起こりやすい状態になります。
また、血の巡りが滞ると、炎症部位の回復が遅れ、痛みが強く長引きやすくなります。
東洋医学的に見る強膜炎は、炎症を抑える力と回復力のバランスが崩れた状態です。
鍼灸では、炎症を悪化させにくい身体環境を整えることを目的とします。

三茶はりきゅう院での強膜炎に対する鍼灸施術
三茶はりきゅう院では、強膜炎を「目の炎症だけの問題」とは考えていません。
初診では、症状の経過や痛みの強さ、現在の治療状況に加え、首肩の緊張、睡眠、ストレス状態まで丁寧に確認します。これにより、炎症が長引く背景要因を見極めます。
施術では、後頭部・背部・目周りを中心に自律神経と血流を整え、身体が過度な緊張や興奮状態から抜けられるよう調整します。
目の周囲への刺激は炎症の状態にも合わせて、炎症を悪化させないよう慎重に行います。
首や背中の緊張が強い方には、深部筋の緩和を目的に鍼通電やトリガーポイントを併用する場合もあります。
施術後に「目の奥の緊張が和らいだ」「痛みが少し楽になった」と感じる方もいらっしゃいます。
症例紹介
【症例① 50代男性|慢性疲労を伴う強膜炎】
《患者背景と主訴》
疲労が溜まると目の痛みが強くなる状態が続いていた。
《当院での施術》
首肩・背部中心に緊張緩和と神経調整を実施。
《治療経過》
3回目以降、痛みが強く感じる頻度が減少。
10回目以降、痛みを感じる日はほぼ無くなった。
【症例② 30代女性|自律神経の乱れを伴う強膜炎】
《患者背景と主訴》
睡眠不足と生活リズムの乱れが続き、症状が長引いていた。
《当院での施術》
全身調整と副交感神経優位を目的に鍼施術を実施。
《治療経過》
2回目以降、睡眠がだいぶ取れるようになった。5回目以降、目の痛みが和らいできた。
【症例③ 40代女性|ストレスを伴う強膜炎】
《患者背景と主訴》
強いストレスが続いた後、目の奥の痛みと充血を発症。
《当院での施術》
自律神経調整と全身循環改善を目的に鍼施術を実施。
《治療経過》
4回目以降、充血が治り痛みも軽減した。
6回目以降は、睡眠がしっかり取れるようになり体に不調が出る事も減った。
よくある質問
Q. 強膜炎は鍼灸で治りますか?
A. 強膜炎そのものは眼科での治療が必要ですが、鍼灸により痛みや緊張、不安感の軽減を感じる方は多くいらっしゃいます。
Q. 眼科治療と併用しても大丈夫ですか?
A. はい。医療機関での治療を最優先とし、その補助的ケアとして鍼灸を行います。
Q. 炎症がある状態でも鍼灸は受けられますか?
A. 状態を慎重に確認し、炎症を悪化させない施術を行いますのでご相談ください。
三軒茶屋で強膜炎にお悩みの方へ

強膜炎は、痛みや不安が強く、精神的にも負担の大きい症状です。
三茶はりきゅう院では、医療機関での治療を大切にしながら、身体全体の緊張を緩め、回復を支えるサポートを行っています。
症状が長引いてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
【執筆者紹介】
院長:山崎 智史(やまざき さとし)

【グループ院紹介】
東京α鍼灸院:中目黒駅
渋谷α鍼灸院:渋谷駅
三茶はりきゅう院:三軒茶屋駅
吉祥寺αはりきゅう院:吉祥寺駅
高田馬場はりきゅう院:高田馬場駅
