「食後に胸やけがする」
「喉の奥がヒリヒリする」
「夜になると胃酸が上がってきて眠れない」
逆流性食道炎は、日常の何気ない瞬間に不快感が続くつらい症状です。
病院で薬を処方されても、
「飲んでいる間は楽だけど、やめるとまた戻る」
「検査では大きな異常がないと言われたのに、苦しさは続いている」
そんな不安を抱えながら過ごしている方も少なくありません。
三茶はりきゅう院には、そうした 慢性的な逆流性食道炎症状に悩む方 が多く来院されます。
このコラムでは、逆流性食道炎の正しい理解と、鍼灸でどのようなサポートができるのかを、専門的な視点からわかりやすくお伝えします。
逆流性食道炎とは?症状の現れ方は人それぞれ
逆流性食道炎とは、胃酸や胃の内容物が食道へ逆流することで、食道の粘膜に炎症が起こる状態です。
代表的な症状には、胸やけ、喉の違和感、酸っぱいものが込み上げる感覚、咳が続く、声がかすれるなどがあります。
中には「胃の症状」というより、「喉の病気」や「自律神経の不調」と思って受診される方も少なくありません。
症状の強さや出方は人それぞれですが、共通しているのは 生活の質が大きく下がる という点です。
逆流性食道炎が起こる主な原因
逆流性食道炎は、単に「胃酸が多いから起こる」わけではありません。
関与する要素としてよく見られるのは、
・食道と胃の境目にある括約筋のゆるみ
・腹圧の上昇(前かがみ姿勢・肥満・便秘など)
・ストレスによる自律神経の乱れ
といった複数の要因が重なった状態です。
特に現代では、仕事のストレス、睡眠不足、スマートフォンやパソコン作業による前傾姿勢が続き、「胃腸の働き」と「自律神経の調整」が同時に乱れている方が非常に増えています。
逆流性食道炎に対する東洋医学と鍼灸の考え方
東洋医学では、逆流性食道炎を単なる「胃のトラブル」とは捉えません。
消化器の不調の背景には、必ず 全身のバランスの乱れ があると考えます。
とくに関係が深いのが、「肝・脾・胃」の働きです。
肝はストレスや緊張に反応し、自律神経の働きと密接に関わります。ストレスが続くと肝の働きが乱れ、胃腸の動きをコントロールする神経のバランスが崩れます。その結果、胃の動きが不安定になり、内容物が逆流しやすくなります。
一方、脾と胃は「食べたものを消化し、全身にエネルギーとして巡らせる役割」を担います。
睡眠不足や疲労の蓄積、冷たい飲食の摂り過ぎによってこの働きが弱ると、胃の中に内容物が停滞しやすくなり、逆流のリスクが高まります。
さらに東洋医学では、「気の流れ」も重要視します。
気の巡りが滞ると、胃の内容物が本来進むべき方向とは逆に押し戻されるような状態が起こりやすくなります。これが、ストレスが強い時に症状が悪化する大きな理由のひとつです。
鍼灸では、こうした
・自律神経のアンバランス
・消化機能の低下
・全身の巡りの悪さ
を同時に整えながら、「逆流しにくい身体環境」をつくることを目的に施術を行います。

三茶はりきゅう院での逆流性食道炎に対する鍼灸施術
三茶はりきゅう院では、逆流性食道炎を「胃だけの問題」ではなく、「自律神経と内臓機能のバランスが崩れたサイン」として捉え、施術を行っています。
【評価で重視するポイント】
初診では、症状そのものだけでなく、発症のきっかけ、生活リズム、睡眠の質、ストレス状況、冷えの有無などを丁寧に伺います。
同じ逆流性食道炎でも、
・ストレス主因型
・胃腸虚弱型
・姿勢や腹圧影響型
など、背景は人によって大きく異なるためです。
【施術の軸】
施術では、自律神経を整える後頭部・頸部・背部へのアプローチと、胃腸の働きを高める腹部・四肢への調整を組み合わせます。
刺激は強すぎず、
「施術中にリラックスできる」
「終わった後にお腹や胸のつかえが軽くなる」
と感じていただけるよう、身体の反応を見ながら丁寧に行います。
安心して受けていただくために、鍼灸が初めての方にも不安なく受けていただけるよう、刺激量は最小限に抑え、無理な施術は一切行いません。
医療機関との併用も前提とし、必要に応じて受診の継続をおすすめしています。

症例紹介
【逆流性食道炎でお悩みの30代女性】
患者の背景と主訴
30代女性。デスクワーク中心。半年前から胸やけと喉の違和感が続き、薬を飲んでも再発を繰り返していた。
当院での施術
自律神経調整と胃腸機能の安定を目的に、後頭部・背部・腹部への鍼施術を実施。
治療経過
3回目頃から胸やけの頻度が減少。7回目には夜間の不快感がほぼ消失し、現在は再発予防のケアを継続中。
【逆流性食道炎でお悩みの40代女性】
患者の背景と主訴
40代女性。更年期に入り、動悸や不安感とともに胃酸逆流症状が悪化。
当院での施術
自律神経とホルモンバランスへの配慮を重視し、全身調整の鍼施術を行った。
治療経過
4回目以降、胸のつかえ感が軽減。2か月後には日常生活での不安感も落ち着き、体調が安定。
【逆流性食道炎でお悩みの20代男性】
患者の背景と主訴
20代男性。営業職。ストレスと不規則な食生活が続き、胸やけと喉の違和感を自覚。
当院での施術
自律神経調整と姿勢改善を目的に、頸部・背部・腹部への鍼施術を実施。
治療経過
初回後から胃の不快感が軽減。5回目には症状が安定し、再発防止のケアへ移行。

よくある質問(FAQ)
Q. 鍼は痛くありませんか?
A. 刺激は最小限に調整しています。多くの方が「思ったより痛くない」「リラックスできた」とおっしゃいます。
Q. 病院の薬と併用しても大丈夫ですか?
A. はい。併用を前提に施術を行っています。服薬状況も考慮しながら進めますのでご安心ください。
Q. どれくらい通えば良いですか?
A. 症状の強さや期間によりますが、まずは数回で身体の変化を確認し、無理のない通院ペースをご提案します。
三軒茶屋で逆流性食道炎にお悩みの方は三茶はりきゅう院へ
逆流性食道炎は、「我慢すれば何とかなる症状」ではありません。
毎日の不快感が続くことで、心身の負担は確実に積み重なっていきます。
三茶はりきゅう院では、あなたの症状の背景を丁寧に伺い、安心して日常を過ごせる身体づくりをサポートしています。
不安な毎日から一歩抜け出したい方は、
お電話・LINE・お問い合わせフォームから、お気軽にご相談ください。

【執筆者 紹介】
三茶はりきゅう院
院長:山崎 智史

【グループ院 紹介】
東京α鍼灸院:中目黒駅
三茶はりきゅう院:三軒茶屋駅
吉祥寺αはりきゅう院:吉祥寺駅
高田馬場はりきゅう院:高田馬場駅
