飛蚊症とは?
飛蚊症とは、視界の中に黒い点・糸くず・虫のような影が見える症状を指します。特に明るい場所や白い壁、空を見たときに気づきやすいのが特徴です。症状自体は痛みを伴わないため軽視されがちですが、
・常に視界に入る不快感
・「失明するのでは」という不安
など、精神的なストレスにつながるケースも少なくありません。
飛蚊症が起こる主な原因

飛蚊症の多くは、眼球内部にある硝子体の変化が関係しています。加齢や近視によって硝子体が変性すると、内部の線維や濁りが影となって網膜に映り、それが黒い影として認識されます。また、次のような要因も関与します。
・眼精疲労や長時間のスマートフォン・PC使用
・首や肩の強い緊張による血流低下
・自律神経の乱れによる眼周囲循環の不安定
※急激に数が増えた、視野が欠ける、光が走るように見える場合は、必ず眼科を受診してください。
飛蚊症に対する東洋医学と鍼灸の考え方

東洋医学では、飛蚊症を単なる「目の問題」とは捉えません。目は全身の状態を映す器官とされ、血流・自律神経・内臓機能の影響を強く受けると考えます。
特に関係が深いのが「肝・腎・血」の働きです。肝は血の巡りと目の機能を司り、ストレスや疲労で肝の働きが低下すると、目の違和感やかすみが出やすくなります。
腎は生命力と老化に関係し、加齢や慢性疲労が続くと、視覚機能の回復力が低下します。また、血の巡りが悪くなると、眼球周囲の微細な循環が滞り、飛蚊症の症状を強く感じやすくなります。
東洋医学的に見る飛蚊症は、全身の循環低下と回復力の衰えが重なった状態といえます。鍼灸では、局所だけでなく全身のバランスを整え、目に十分な血流と神経調整が行き届く状態を目指します。
三茶はりきゅう院での飛蚊症に対する鍼灸施術

三茶はりきゅう院では、飛蚊症を「目だけの問題」ではなく全身の状態をみて判断させていただきます。
初診では、症状の出方や経過に加え、首・肩の緊張、眼精疲労の有無、睡眠の質、ストレス状況まで丁寧に確認します。これにより、飛蚊症を悪化させている根本要因を見極めます。
施術では、後頭部・頸部・背部を中心に自律神経と血流を整え、眼周囲に関係する経絡へアプローチを行います。
強い刺激は避け、リラックスした状態で副交感神経が働くよう調整します。また、慢性的な首肩の緊張が強い場合には、深部筋の緩和を目的に鍼通電(パルス)を併用することもあります。
施術後に「目の奥が楽になる」「視界がすっきりする」と感じる方も多くいらっしゃいます。
症例
【症例① 40代女性|デスクワークによる飛蚊症】
《患者背景と主訴》
40代女性。長時間のパソコン作業が続き、数か月前から黒い点が視界に浮かぶようになった。
《当院での施術》
首肩の緊張緩和と眼精疲労軽減を目的に鍼施術を実施。
《治療経過》
3回目以降、目の重だるさが軽減。継続施術により違和感を感じる頻度が減少した。
【症例② 50代男性|加齢による飛蚊症と首こり】
《患者背景と主訴》
50代男性。加齢とともに飛蚊症が目立ち始め、首こりも強い状態。
《当院での施術》
頸部・背部を中心に血流改善と自律神経調整を行った。
《治療経過》
4回目頃から首の軽さを実感。
視界の違和感も気になりにくくなった。
【症例③ 30代女性|ストレスと眼精疲労による飛蚊症】
《患者背景と主訴》
30代女性。仕事のストレスとスマートフォン使用時間の増加により飛蚊症を自覚。
《当院での施術》
自律神経調整と全身循環改善を目的に鍼施術を実施。
《治療経過》
2回目以降、目の疲れが軽減。3回目以降は、症状への不安感も和らぎ症状が少し落ち着きつつもある。
よくある質問
Q. 飛蚊症は鍼灸で治りますか?
A. 完全に消えるケースばかりではありませんが、違和感や不安感の軽減を感じる方は多くいらっしゃいます。
Q. 眼科と併用しても大丈夫ですか?
A. はい。眼科での検査を大切にしながら、身体面のケアとして鍼灸を併用される方も多いです。
Q. 痛みはありますか?
A. 刺激は最小限に調整しますので、初めての方でも安心して受けていただけます。
三軒茶屋で飛蚊症にお悩みの方へ

飛蚊症は「仕方がない」と我慢してしまいがちですが、身体の状態を整えることで、不快感や不安を軽減できる可能性があります。
三茶はりきゅう院では、あなたの状態を丁寧に伺い、安心して日常を過ごせるようサポートしています。気になる症状が続く方は、ぜひ一度ご相談ください。
【執筆者紹介】
院長:山崎 智史(やまざき さとし)

【グループ院紹介】
東京α鍼灸院:中目黒駅
渋谷α鍼灸院:渋谷駅
三茶はりきゅう院:三軒茶屋駅
吉祥寺αはりきゅう院:吉祥寺駅
高田馬場はりきゅう院:高田馬場駅
