首こりの原因は?/三軒茶屋エリアの鍼灸院といえば三茶はりきゅう院

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首こりの原因は?

首肩こりの辛さで眠れない、集中できないなどお悩みの方、首こりの原因を見直してみませんか? 三茶はりきゅう院では首こりへの施術に力を入れています。

首こりのメカニズム

首こりは、首の筋肉が緊張して硬くなり、不快な症状を引き起こす状態を指します。
そのメカニズムは、いくつかの要因が複雑に絡み合って生じます。
主なメカニズムは以下の通りです。

1. 筋肉の緊張と血行不良

◯頭の重さの負担
人間の頭は約6~9kgと重く、これを常に首や肩の筋肉が支えています。特に、女性の首は細くて長く、筋力も弱いため、昔から女性の悩みの上位です。
◯長時間の不良姿勢
デスクワークやスマートフォン操作などで長時間前かがみの姿勢を続けたり、猫背になったりすると、首や肩周辺の筋肉に持続的な緊張がかかります。
◯筋肉の酸欠と老廃物の蓄積
筋肉が緊張し続けると、血管が圧迫されて血流が悪くなります。これにより、筋肉に十分な酸素が供給されなくなり、疲労物質がたまりやすくなります。これらの老廃物が神経を刺激することで、こりや痛みとして感じられます。
◯筋肉の収縮回数の減少
血流が滞ると、筋肉がエネルギー不足になり、収縮回数が減ります。これも筋肉がこり固まる原因となります。

2. 特定の筋肉の関与

◯後頭下筋群(こうとうかきんぐん)
首の奥深くにある小さな筋肉群で、ここがこり固まることで、首の後ろ上部の張りや痛み、首の回しにくさなどが生じると言われています。
肩周りをほぐしても解消しにくい場合、この筋肉の関与が疑われます。
◯僧帽筋(そうぼうきん)
背中から首を覆う大きな筋肉で、ここがこることで肩や首のこりとして感じられます。
◯その他の首の筋肉
頭板状筋、頭半棘筋、胸鎖乳突筋など、多くの筋肉が首の動きを支えており、これらの筋肉の緊張も首こりの原因となります。

その他の要因

◯眼精疲労
目の使いすぎによって眼球周辺の筋肉が疲れると、物を見たりピントを合わせたりするのに時間がかかり、姿勢が悪くなることがあります。
これが首こりにつながります。
◯運動不足
日頃から体を動かさず、筋肉が使われない状態が続くと、筋肉に緊張や疲労が生じやすくなります。
筋肉量の減少も血行不良を招き、こりの原因となります。
◯精神的ストレス
ストレスを感じると、自律神経のうち交感神経が優位になり、筋肉が緊張しやすくなります。
この筋肉の緊張が首こりを引き起こすことがあります。また、自律神経の乱れが、首こりだけでなく、頭痛、めまい、不眠などの不調にもつながることが指摘されています。
◯ストレートネック(スマホ首)
本来緩やかなS字カーブを描いているはずの首の骨(頸椎)が、前方に真っすぐ伸びてしまう状態です。
常に前かがみと同じ状態になるため、首の筋肉に大きな負担がかかり、慢性的な首こりの原因となります。
◯加齢に伴う頸椎の変形
加齢により首の骨や関節が変形すると、周囲の筋肉に炎症が波及し、こりを生じることがあります。

このように、首こりは単一の原因ではなく、姿勢、生活習慣、精神状態、さらには身体の構造的な問題など、様々な要素が複雑に絡み合って発生する症状であるといえます。

慢性的な首こりから他の部位への影響

首こりは、単に首周辺の不快感に留まらず、全身のさまざまな部位に影響を及ぼす可能性があります。
これは、首の筋肉が頭の重さを支える重要な役割を担っており、また、脳や全身に繋がる神経や血管が集中しているためです。
首こりが原因となって起こる他の部位への影響としては、主に以下のようなものが挙げられます。

1.頭部への影響

◯頭痛(特に緊張型頭痛)
首の筋肉の緊張が、頭部へと伝わり、頭痛を引き起こすことがあります。
特に後頭部から側頭部にかけての締め付けられるような痛みが特徴です。
◯頭重感
頭が重く感じる、すっきりしないといった症状が現れることがあります。
◯めまい・ふらつき
首の筋肉の緊張が、平衡感覚に関わる神経や血管に影響を及ぼし、めまいやふらつきを引き起こすことがあります。
◯吐き気・食欲不振
めまいと関連して吐き気を催したり、全身の不調から食欲不振につながることもあります。
◯眼精疲労・目の痛み
首の筋肉の緊張が目の周りの筋肉にも影響し、目の疲れや痛み、視界のぼやけなどを引き起こすことがあります。

2. 肩・腕・手への影響

◯肩こり
首の筋肉と肩の筋肉は繋がっているため、首こりが肩こりを悪化させたり、肩こりとともに生じたりします。
◯腕や手のしびれ・痛み
首の骨(頚椎)の変形や、筋肉の緊張によって神経が圧迫されると、腕や手のしびれや痛み、脱力感が生じることがあります。
これは頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアといった病気に繋がる可能性もあります。
◯筋力低下
手や腕に力が入りにくい、細かい作業がしにくいといった症状が現れることがあります。

3. 全身への影響

◯自律神経失調症
首の筋肉の緊張が自律神経に影響を与え、様々な自律神経失調症の症状を引き起こすことがあります。
・倦怠感・疲労感: 寝ても疲れが取れない、体がだるいといった症状。
・不眠: 寝つきが悪い、夜中に目が覚めるなど。
・冷え・発汗異常: 手足の冷え、多汗や汗が出にくいなど。
・動悸・息切れ: 心臓がドキドキする、急に脈が速くなるなど。
・血圧の不安定: 血圧が上がったり下がったりと不安定になる。
・精神的な不調: イライラ、不安感、集中力の低下、意欲の低下など。
◯姿勢の悪化
首こりが原因で、無意識に姿勢が悪くなり、猫背やストレートネックを助長することがあります。これにより、さらに首への負担が増し、悪循環に陥る可能性があります。
◯腰痛・背部痛
首の姿勢の悪さが全身のバランスを崩し、腰や背中にも負担がかかり、痛みやこりとして現れることがあります。

首こりから他の部位への影響を防ぐために

首こりが慢性化すると、上記のような様々な不調につながる可能性があります。
日常生活で以下の点に注意し、首への負担を軽減することが大切です。
◯正しい姿勢を意識する
特にデスクワークなどで長時間同じ姿勢を取る場合は、背筋を伸ばし、顎を引き、PCの画面の高さを調整するなど工夫しましょう。
◯適度な休憩とストレッチ
長時間同じ姿勢を続けないよう、こまめに休憩を取り、首や肩のストレッチを行いましょう。
自分に合った寝具を選ぶ
枕の高さや硬さ、マットレスなどが合わないと、寝ている間に首に負担がかかります。
◯ストレスをためない
ストレスも筋肉の緊張を引き起こす原因となります。リラックスできる時間を設けましょう。
◯温める
首や肩を温めることで血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎます。

もし首こりがひどく、他の部位への影響も感じられる場合は、たかが首肩こりと我慢せず、対処することで慢性的な苦痛を取り除くことが重要です。
お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。

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