機能性ディスペプシアとは
胃の不快感や、みぞおちの痛み、お腹の不快感などの症状はあるけど検査では原因となる異常がみられない状態。
診断
食後のもたれ・膨満感
早期満腹感
みぞおちの痛み
みぞおちの焼ける感覚
上記のうち生活に影響があるほどの症状が1つ以上あり、その症状が6か月以上前から出現し、週に数回程度、症状があることが直近で3か月は持続している状態と定義されています。
考えられる原因
胃の運動不良により消化できない、胃酸過多、胃の知覚過敏、ピロリ菌感染、遺伝、喫煙習慣、アルコール摂取などが考えられていますが、それぞれの原因が影響し合って、症状を悪化させていることも少なくありません。
機能性ディスペシアに対する鍼灸治療
この病態は、本人は辛い症状に悩んでいるのに異常が見つからないことで不安感が重なり、さらに改善しにくく、場合により悪化することも少なくありません。
鍼刺激により迷走神経を介して胃や、腸の働きが改善することが期待できます。
痛みや不安により交感神経が高まり続けると緊張や不眠などにより悪循環におちいってしまいます。
全身への施術により自律神経やホルモンバランスを整えることで根本的改善をめざしましょう。
お悩みの方はお気軽にご相談ください。