ドライアイとは
ドライアイは、目の表面を覆う涙液が不足したり、質が低下したりして目の表面が乾燥する病気です。目の不快感や視機能異常を生じ、眼表面の障害を伴うことがあります。
症状
◯目の乾燥
◯目の疲れ
◯目の痛み
◯目の異物感
◯目の充血
◯視力のかすみ目
◯まぶたの重み
ドライアイは、目の表面を覆う涙の量が不足したり、質が低下したりして起こります。涙は、目の表面を滑らかに保ち、感染症から守るために必要です。
原因
◯目の使いすぎ:長時間、コンピューターやスマートフォンなどの画面を見ていると、まばたきの回数が減り、涙の量が減少します。
○加齢:年齢とともに涙の量は減少します。
○ホルモンの変化:女性は、更年期や妊娠授乳期にドライアイになりやすい。
○薬の副作用:抗ヒスタミン薬や降圧剤などの薬は、涙の量を減らす可能性があります。
○病気:シェーグレン症候群やリウマチ性関節炎などの病気は、ドライアイを引き起こす可能性があります。
○コンタクトレンズ:コンタクトレンズを長時間装用していると、目の表面が乾燥し、ドライアイを引き起こす可能性があります,
○乾燥した空気:乾燥した空気は、目の水分を蒸発させ、ドライアイを引き起こす可能性があります。
○喫煙:喫煙は、目の表面を刺激し、涙の量を減少させる可能性があります。
ドライアイと花粉症
花粉症とドライアイは、互いに症状を悪化させる関係があります。
ドライアイが花粉症を悪化させるメカニズム
◯涙液の減少:涙液が少ないと、花粉が目に入った時に洗い流されにくくなり、花粉症の症状が悪化します。
○目の乾燥:目の乾燥は、目の痒みや炎症を悪化させ、花粉症の症状を悪化させます。
花粉症がドライアイを悪化させるメカニズム
○目の周りの炎症:花粉症による目の周りの炎症は、涙液の分泌を減少させ、ドライアイを悪化させます。
○ゴシゴシこする:花粉症による目の痒みは、目をゴシゴシこする原因となり、目の表面を傷つけ、ドライアイを悪化させます。
○コンタクトレンズ:花粉症の人は、コンタクトレンズ装用時に目の乾燥を感じやすくなり、ドライアイを悪化させます。
ドライアイに対する鍼灸施術
鍼灸施術は、目の周りのツボを刺激することで、以下の効果があり、ドライアイの改善に役立つ可能性があります。
◎涙腺の血行を促進し、涙液の分泌を増加させる
◎自律神経のバランスを整え、目の周りの筋肉の緊張を緩和する
◎目の周りの炎症を抑える
ドライアイや花粉症で悩まれている方は一度鍼灸を試してみませんか?