副鼻腔炎の鍼灸施術/三軒茶屋エリアの鍼灸院といえば三軒茶屋α鍼灸院

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副鼻腔炎の鍼灸施術

副鼻腔とは、鼻腔(鼻の孔)周囲に存在する空洞であり、鼻腔と小さい穴でつながっています。その部分に何かしらの要因で炎症が起きてしまうと副鼻腔炎となります。
鼻腔の周りには計8個の骨で囲まれた空洞があり、その部分が副鼻腔であり左右の目と目の間に存在するのが篩骨洞で篩骨洞の奥の方に存在するのが蝶形骨同、目の下に存在するのが上顎洞、眉毛の上部の額に存在するのが前頭洞で副鼻腔といいましても4つの洞があります。
副鼻腔は、口腔と鼻腔などを形成する際に各部分の大きさを整えるために発達してと言われており、鼻腔の働きは外からの強い外力が顔面部にかかった際に衝撃を和らげることや発声の際に声を響かせると言われていますが、正確なことはいまだ分かっていない謎の空洞でもあります。
副鼻腔炎の症状としましては、主に下記の5つが挙げられます。

鼻水

外から侵入してきたウィルスや細菌は一度鼻腔で除去される働きが働きますが、それを通り抜けると副鼻腔までに侵入します。そして身体はそれらを体外に排泄しようとして鼻水をだすのです。副鼻腔炎で鼻水が生成されると奥の方に流れて喉や気管支までにいたり、咽頭炎や気管支炎にかかる危険性もあります。

鼻づまり

鼻腔や副鼻腔内が炎症して腫れてしまうと空洞が小さくなってしまい、鼻水や膿が溜まりやすい状態になってしまいます。

後鼻漏

後鼻漏とは鼻水が体外へと排出されずに逆にノドの方へと垂れてしまうことです。垂れてしまった鼻水に細菌やウィルスが紛れ込んでいると咽頭炎や気管支炎にかかる危険性があります。また、常に鼻水が喉に垂れてくると自覚して食欲の低下や睡眠までにも悪影響をもたらし自律神経の状態を乱す原因にもなってしまいます。

頭痛や頬周囲の痛み

副鼻腔は、頬や額部分にも広がっているためその部分に鼻水が溜まり炎症することで頬の痛みや前頭部の痛みなどの頭痛症状に繋がります。また、眼球近くの副鼻腔が炎症を起こしてしまうと目の痛みや視力障害、物が二重に見えてしまう複視症状が出ることもあります。

嗅覚障害

匂いを感じる部分が炎症を起こしたり、鼻汁により匂い物質が嗅覚細胞へと送り届きづらい状態となってしまうと匂いを感じにくくなり、嗅覚障害となってしまいます。

副鼻腔炎の原因

副鼻腔炎には、急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎の二つの種類があります。

急性副鼻腔炎

急性副鼻腔炎の症状は1カ月未満に副鼻腔炎の症状に悩まされ、その後消失します。主な原因は細菌やウィルスが鼻腔や副鼻腔に感染することで発症します。症状は、鼻水が膿性であったり、頭痛や頬痛、鼻づまりなど風邪に似た症状を呈します。

慢性副鼻腔炎

慢性副鼻腔炎は副鼻腔炎の症状が3カ月以上続いてしまうことを指します。3カ月も症状が続くと細菌やウィルスが感染主というわけではなく、溜まった膿が原因となり、頭痛や頬の痛み、鼻閉、後鼻漏の症状を呈します。膿が排出することが出来ずにさらにそれが炎症の原因となることで症状が長引いてしまい慢性化してしまうのです。

好酸球性副鼻腔炎

好酸球性副鼻腔炎は副鼻腔炎の中でも最も治りの悪い部類になります。鼻腔内に好酸球と言われる血液細胞の一種が主体となって炎症を引き起こしているものです。鼻腔内に多発性にポリープが出来ることや嗅覚障害の合併、手術を行っても再発率の高さが特徴です。

副鼻腔炎の治療

急性の副鼻腔炎の場合抗炎症薬や抗生物質などで炎症を抑える処置がされます。そのほかネブライザーといって抗生物質などを鼻から吸入して副鼻腔まで届かせて炎症を抑える治療法もあります。
慢性化している場合には、細菌やウィルスが炎症を起こしている場合が少ないため鼻粘膜の機能を正常化するような薬を処方されることがあります。
鼻腔内にポリープがあったり、副鼻腔の奥の方に膿が溜まってしまっている場合にはそれらを取り除く手術が行われる場合もあります。

副鼻腔炎の東洋医学的考え

副鼻腔炎は東洋医学では五臓六腑の『肺』の機能不足が関係していると言われています。
東洋医学の肺の機能は、下記のようなものがあります。

肺は気を主る

呼吸によって外気を吸入して体内の汚れた気を排出する機能のことを指します

肺は宣散粛降を主り、水を通調する

宣散とは体の外側に向かって機能を推し進めることを指して、気や津液を全身のすむずみまで行き渡らせて各器官の機能を発言させます。また。末梢血管内外の浸透圧を調整することで体液のバランスを保っています。
粛降とは、体の下方向へと気や津液を推し進めることで各器官の機能調節を行うことを指します。

肺は皮毛を主り、鼻に開竅する

肺気の一種である衛気は、汗の分泌や立毛筋の調節などを行うことで末梢の循環や体液バランスを調節しています。その他、病邪の侵入を防止して侵入してしまった際も抵抗して排除するという重要な役割もあります。
鼻は気道の一部としてとらえられ肺との関連が深いと考えられています。

副鼻腔炎では、病邪が体内に侵入してしまうことで肺の宣散粛降の機能が低下してしまい、鼻水や鼻づまり症状が出ます。病邪が熱邪や寒邪の場合は、頭痛や顔面痛などの症状も併発します。

副鼻腔炎に対する三軒茶屋α鍼灸院の治療

副鼻腔炎に対する三軒茶屋α鍼灸院の治療は、第一に鼻周りの鼻炎に即効性のあるツボに鍼灸施術を行うことで副鼻腔内に溜まった鼻水や膿を排出させるように促します。
また、東洋医学的観点より五臓六腑の『肺』に関するツボも多く用いて施術していきます。その他自律神経の状態も重要だと考えます。自律神経のバランスが悪いと体の自己免疫力が低下してしまい、症状が長期化する恐れがあります。三軒茶屋α鍼灸院では、初診時に自律神経測定器で自律神経の状態を把握して施術していきます。

症例

・60代 女性
5年ほど前から慢性的な鼻づまりで耳鼻科を受診したところ副鼻腔炎と診断された。薬などで症状が落ち着くことがあるが年に数回は調子が悪くなりあまり薬の効果も感じられない時もある。
ここ半年ほどは母の介護などで疲れもたまり鼻づまりのほか頭痛症状も感じるようになってきて食事を食べても味がわかりづらくなってきた。薬以外にも対処法がないかと探していたところ鍼灸でも効果があると見つけて三軒茶屋α鍼灸院にご来院された
治療
初診時に自律神経測定器で自律神経の状態を測定したところ、副交感神経の活動レベルが高すぎている状態でバランスも悪い状態でした。鼻周りと頭部の施術に加えて自律神経のバランス調整や頸部の筋緊張緩和なども目的に施術していきました。
治療経過は、施術開始3回ほどで頭痛症状は改善、味もわかるようになってきたとのこと。まだ鼻づまりはあるが以前よりは楽。治療のペースは、5~7日おき。
7回目終了時には、治療後鼻の通りがすごくよくなったと感じてそれ以降は調子が悪いと感じた時にたまにご来院されています。