「勃起」に関係する3つのこと
健康な男性なら当たり前に起こる生理現象の一つです。睡眠中は無意識に4~5回勃起し、赤ちゃんの頃は日中に何度も起こります。
5年前と比べてみてどうでしょうか。
弱くなっていたり、持続しなくなっていませんか??
その原因は、以下の3つの中にあるかもしれません
①自律神経
自律神経には、活動的な交感神経とリラックスする副交感神経があります。
この二つの神経がバランス良く調節しているおかげで、身体のリズムは作られています。
勃起を起こすのは「副交感神経」
射精をするのは「交感神経」それぞれが行っていますので
自律神経の切り替えが上手に出来ることが大切になってきます。
この切り替えが苦手な方は、普段の生活でも自律神経が乱れていることが多いので
まずは、生活の質や生活リズムを見直してみましょう。
②血管の収縮力
勃起は陰茎の海綿体に血液が集まる事で起こります。
勃起の維持力が弱かったり、朝勃ちの減少は動脈硬化の始まりかもしれません。
③男性ホルモン
男性ホルモンの働き
・体毛の増加、男性型脱毛症
・筋肉量、骨量の増加
・性欲、やるき、集中力の上昇
・前立腺や陰茎を成長させる
などの働きがあります。
男性不妊の原因になりやすいこと
熱ストレス
一番原因となりやすいのが「熱ストレス」
精子の中身は、ミトコンドリアがあり熱によってダメージを受けます。
・サウナ、長風呂
・膝にパソコンをのせての作業
などは、熱がこもりやすいため注意が必要です。
日常生活
・肥満、運動不足
・ジャンクフードの食べ過ぎ
・タバコ
・不規則な生活リズム
・ストレス
・間違ったマスターベーション
・長い禁欲生活
その他
・糖尿病・高血圧・大人のおたふく風邪・精巣炎・停留精巣・悪性腫瘍
・鼠径ヘルニア・パイプカット
・精巣静脈瘤
などがあります。
不妊症の治療は、まずは夫婦で一緒に婦人科へ受診しましょう。
日常生活のなかで見直せることは、しっかり改善をしていきましょう。