寝違えを2度と起こさないために/三軒茶屋エリアの鍼灸院といえば三茶はりきゅう院

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寝違えを2度と起こさないために

寝違えでお悩みの方へ、東洋医学的観点から鍼灸の効果と、予防法について書いています。是非ご相談は渋谷α鍼灸整骨院まで。

寝違えとは

寝違えとは、眠りから覚めた時に、首から肩にかけて痛みが生じることです。正式名称は「急性疼痛性頸部拘縮(きゅうせいとうつうせいけいぶこうしゅく)」といいます。首や肩周辺の筋肉が炎症し軽い肉離れを起こしている状態です。

筋肉痛のような痛みが生じ、結合織炎の一種とも考えられます。痛みの原因が、筋肉自体の炎症や損傷により起こるのではなく、神経系や循環系の変化が起因しているということを結合織炎と呼びます。

寝違えの原因

就寝中に無理な姿勢が続くことによって、筋肉の一部が阻血状態に陥り、その固まった筋肉が起床時に急に動かすことによって寝違えが発症します。
また、体が過度な疲労や、泥酔状態になり、寝返りを打つ回数が少ないことも、筋肉が阻血状態が陥りやすくなります。
前の日に、激しいスポーツや労働をすることによって一部の筋肉が痙攣する「こむら返り」も寝違えを引き起こすともされています。特に、上肢の使い過ぎが大きな原因として挙げられます。

頭部の重さは約5kgです。この頭を支える枕も、寝違えと深く関係しています。頭部から首にかけて、S字カーブを描いています。そのS字カーブを崩さない、自分に合った枕を選ぶことも大切です。

その他にも、運動不足や、精神的なストレスも大きく影響していると言われています。過度なストレスにより人の体は緊張状態になります。この緊張状態は血流の悪化を引き起こし、筋肉が硬くなり、寝違えを起こしやすくなります。

通常、ほとんどの寝違えは1週間程度で徐々に治っていきますが、痛みが長引く、痛みがひどくなっていく場合はすぐに専門医の受診を心がけましょう。

病院での治療

寝違えは、レントゲンやCTなどの画像検査や、触診では捉えることができません。しかし、類似した症状を引き起こす病気を見つけることができるので、必ず行います。痛みの程度により以下の治療が行われます。

内服薬

●消炎鎮痛薬
消炎鎮痛薬とは解熱作用、抗炎症作用、鎮痛作用があるお薬です。ステロイドではありません。一般的に「痛み止め」と呼ばれます。

●筋弛緩薬
筋弛緩薬とは筋肉を動きを弱める作用があ
り、痛みや痺れを緩和させるお薬です。脳から脊髄、筋肉と伝わる筋肉の緊張の伝達を抑えて、筋肉を緩めます。

外用薬

湿布薬には鎮痛消炎成分が入っており、皮膚から吸収され痛みを抑える効果があります。「モーラステープ」や「ロキソニンテープ」を処方されることが多いです。

局所麻酔薬

●トリガーポイント注射
トリガーポイント注射とは圧痛点と呼ばれる押すと痛いツボに局所麻酔薬を注射することです。血流が良くなり、筋肉がほぐれます。

●神経ブロック注射
神経ブロック注射とは痛みがある場所の周辺にも注射します。トリガーポイント注射のように局所麻酔薬を注射することもありますが、ステロイド薬を投与し痛みを軽減させます。

東洋医学と鍼灸

寝違えは東洋医学的に「落枕(らくちん)」と呼びます。枕から頭がずれて落ちることを表しています。ツボとしても存在し、手の甲側にあり、中指と人差し指の付け根の間にあります。

また、「風寒の邪」によって発症すると言われており、冷えによって筋肉が硬くなり、動きが悪くなることにより様々なトラブルが出ることを東洋医学では「風寒の邪」と呼びます。

また、痛い所の周辺の筋肉が硬くなっていることを「気結(きけつ)」と呼び、気の流れが滞っていることを指します。

鍼灸では患部のみならず、全身の血流を促進する施術を行います。

寝違えを予防するには

スポーツをした後や重労働をした後、パソコンやスマートフォン、デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとり続けた後には、ストレッチをして体をほぐし、疲れを溜めないようにすることが大切です。背伸び、前屈、首を前後左右に回すなど、簡単なものから習慣づけるようにします。
また、就寝時の冷たい空気により、首周りの血流が悪くなります。これからの時期は冷房など使用により、体が冷えることが多くなります。適切な設定温度で使用しましょう。体が冷えた時には、湯船に浸かり、体を温めると良いでしょう。

万が一寝違えてしまったときは、無理に動かず安静にしてください。
寝違えの痛み緩和の施術はもちろん、寝違えをしないよう身体のバランスを整える施術を行っています。是非ご相談ください。

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