一番多いのが首や肩の硬さやコリで起こる頭痛です
ボーリングの玉ほどある頭を支え続ける首と肩は相当負担がかかります。
骨という関節にキチンと座っている状態ではあまり筋肉に負担がかかりませんが、お仕事や家事などで常に身体の正中線に乗っている状態ではありません。
デスクワークで少し前傾姿勢になるだけでも筋肉が支え続けるので、時間が長くなるほど筋肉が硬くなってきます。
また男性よりも女性の方が比較的に筋肉量が少なくなりますので、同じ作業や仕事をしても女性の方が頭痛になりやすいです。
一度硬くなっていくと、頭が取り外せない限り支えるために筋肉は働き続けなければなりません。
夜寝て回復する量よりも、日中に疲れるスピードの方が上回る状態では中々頭痛が治まらないことや数日に渡って頭痛を感じるようになります。
筋肉が硬いと中々柔らかくなりません
お薬に痛みを止めるものと血行を良くさせるものがあります。
一時的に痛み止めで緩和させても筋肉が柔らかくならなければ、また頭痛に発展します。
筋肉を柔らかくするには
・リラックスしてストレスの緩和
・休めて回復させる
この二つが頭痛の原因に大きく関わってきます。
至極当たり前のことで、知っているよというのが素直な感想だと思います。
また血行が良くなっても硬さが強すぎると柔らかくなりきらないことがあります。
仕事やプライベートで悩み事があればリラックスできないことや、休めたいけど休めない状況の方がほとんどだと思います。
筋肉の緊張は血行上げると幾分か柔らかくなりますが、頑固な硬さの場合には回復が乏しいです。
筋肉が原因であれば筋肉に直接アプローチするのが一番です!
鍼灸が特別に良い理由
頭痛は筋肉にできたコリが痛みを発信しているのと筋肉が硬くて酸欠を起こして痛みを発信している二つが有力な原因説です。
鍼灸の経験上、緊張型頭痛は筋肉に出来たコリが発信している方が多いと思っています。
筋肉にあるコリに直接鍼を当てると来院された方に
「それです!」「そこに効かせてほしかった!」と喜ばれます。実際自分自身頭痛持ちで、頭痛が出た時に鍼を行うとこれ以上ないぐらいドンピシャで当たった感覚を実感できます。
もちろん施術後に頭痛は解消されるので、コリに当てる事が頭痛解消に最も重要だと認識しています。
このコリに当てる技術は直ぐに出来るわけではないので経験が左右します。当院ではコリに当てる方法をしっかりとこなせるよう技術訓練を行ってますので、全ての施術者が行えるようにしています。
コリを直接ほぐす
コリに直接鍼を当てると痛みが治まりやすいです。ただコリが頑固なケースやコリ+硬さの場合には当てるだけで不十分なケースもあります。
その場合にはコリに当てた鍼を繋いでパルス(電気)を流すと筋肉が収縮を繰り返して内側からマッサージされているように筋肉を動かせます。
コリは一説に神経細胞が多くあるために痛みを発信する特性があるのですが、逆にコリに当てて電気を流すと神経からか筋肉が大きく動きます。
コリ以外に流すよりもコリに当たって流す方がより大きく動きます。
刺激量には注意しています
刺激量が強すぎてしまうとかえって緊張が強くなり、症状が解消されないどころか不快感が高まり施術後に嫌な気分になってしまう事もありますので、刺激が苦手な方には細心の注意を払って行いますのでご安心してください。
当院で使う鍼は完全使い捨てで、刺激が苦手な方には一番細い0.1ミリの鍼を用意してあります。
コロナのワクチンで使われる針の直径が0.5ミリです。
今では大分少ないですが鍼を滅菌して使いまわすと切っ先の形状が曲がる事があります。使い捨てを使用する事で刺入時の感触をいつも低刺激で行えます。
刺激が怖い方にも安心して受けて頂けるよう準備してありますので頭痛でお悩みの方は三茶はりきゅう院へお越しください。